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Nikon デジタル一眼レフカメラ D3000 レンズキット D3000LK |

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初心者にうってつけです 2010-05-22
 本機は発売日に購入しました。「初心者向けデジタル一眼レフ」にはキヤノンEOSKissシリーズが有名ですが、Kissは機能てんこ盛りで使いこなせなくなってきました。その点本機は操作がシンプルで、初心者にまさにうってつけです。

 本機は1,000万画素に画素数を抑えているので、レンズを選ばず写真が撮れます。キットレンズはもちろん高倍率ズームレンズや、もちろん大口径・高性能レンズにも対応できます。高画素化によってレンズを選ぶようになってしまったEOSKissシリーズと比べると、ずっと扱いやすくなっています。D40以来の小型軽量ボディも健在ですし、本機にはヘルプ機能もついていますので、取扱説明書を持ち歩かなくてもカメラが教えてくれます。機能も必要なものを厳選して搭載しているので、「何をどうしたらいいか分からない」ということもなく、気軽にデジタル一眼レフの世界に入ることができますね。

 レンズにもよるでしょうが、写りはシャープで鮮やかな発色です。特に肌の色は健康的に写るので、お子さんのスナップでもいい写真が撮れます。高感度領域についてはISO800までは実用できますが、ISO1600ではノイズが目立つのでお勧めしません。しかしISOAUTOに設定すると、被写体ブレや手振れを防ぐためか積極的に高感度を選択してくるので、気をつけてください。暗所での撮影では内蔵ストロボを使用して、感度が上がらないようにしてください(もちろん、「ストロボを使用してください」というアイコンが表示されます)。

 私は、D90やD5000も愛用していますが、本機も大好きです。エントリー機というのはすべてカメラ任せにしてもいい写真が撮れるようになっているので、構図に専念したいときや、シャッターチャンスを逃したくないときにも重宝しますね。しかもこのカメラ、プロ用のカメラ同様10万回シャッターを切っても大丈夫なように設計されているんですよ。たくさん撮りたくもなるでしょう。

 残念なのは、アクティブDライティングを使用するとカードへの書き込みに時間がかかるということと、ボディが軽すぎて大きいレンズを装着するとバランスが悪くなるということ。なので明暗が激しい被写体のときしかアクティブDライティングは使用しませんし、大きいレンズを使用するときはサードパティー製のバッテリグリップを装着します。

 このカメラは基本的にフルオートで使用してなんら問題はありません。シーンモードは試してみたい機能ですが(特にスポーツモードは運動会対策でマスターしたいですね)これはもう少しカメラに慣れてからでもいいでしょう。ついつい高機能のEOSKissに目が向きがちですが、シンプル操作はこちらのほうが得意です。初めて使うに申し分ないカメラです。ぜひ購入の検討対象にしてみてください。


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